Saturday 16 January 2010

Oxtail Casserole 2009年のクリスマスディナー


イギリスではクリスマスは家族や友人で集まり一日中食べて&飲んでの大イベント。招待された方はプレゼントを持っていくだけで、準備も片付けもしなくて良いからいいけどホストする方は大変。 普段大人数向けの料理をしていないとレシピ選びから、買い物、準備、オーブンの温度加減、デコレーション、そして掃除などなど大変な仕事になります。


私もBFもどちらの家族もイギリスにはいないので、夏休みに訪問したボルドーのワインをあけながら、今年も楽しかったね〜 とノンビリ&ストレスフリーのクリスマスでした。クリスマス明けから日本旅行を控えていたので、なるべく冷蔵庫に物を残したくなかったのと矯正中の為お肉が噛み切れない私はローストではなく、柔らかい煮込み料理を選びました。


でもなんでクリスマスなのに安いOxtail?   もっと奮発したら〜? 


だってこの時期友人とのクリスマスディナー、忘年会、クリスマスプレゼント、そして日本旅行など控えていて散財してたのと、クリスマス前は需要があるから肉や魚が高い! 


いう経済的な理由と、Oxtailは骨と脂身があり面倒な部分だけど、時間をかけてゆっくり煮込むと実はとっても美味しく、コラーゲンも豊富なすばらしい部分なんです。 地下鉄・バスなどの交通機関が全て運休されるクリスマスには普段できないスロークッキングの絶好のチャンス。。。。でも肉屋から買って来たときは、こんなものが美味しい料理になるだろうかとかなり不安でしたが、とても簡単に&美味しく出来ました。


残る事はあらかじめ計算に入れてあるので4人分と多めに作って、残りはタッパに小分けにしてフリーザーへ。 何も作りたくないときに出してきて、トマト缶を入れて更に煮込み、太いパスタ乗せてパルミジャーノチーズをかければ美味しいミートソースになります。
BFはこの料理に感激して、残り物を全て持って帰ってしまいました。 きっと今頃フリーザーから出して1人で楽しんでいると思います。


<材料> 約4人前 (注: イギリスの野菜は日本より大きめ)
oxtail 1kg
ベーコン 150g
にんじん中 2本 
玉葱大 1個 
セロリ 4本 
にんにく 5片 
ブーゲガルニ 1束
赤ワイン 1本 
ビーフストック 150ml 
トマトピュレ 大さじ2 
ウスターソース 小さじ1 
バルザミコ酢 大さじ1 
塩コショウ 少々 
パセリ 飾りつけ用
オリーブオイル


<手順>
玉葱、にんじん、セロリをみじん切りに。 にんにくは薄めにスライスしておく。 
厚手の大きめの鍋にオリーブオイルを入れて熱し、Oxtailを入れて焼く。 全体的に色が付いたら取り出しておく。鍋にベーコンをいれ、油が落ちクリスピーになるまで炒める。 みじん切りをしておいた野菜とにんにくをいれ、しんなりするまで炒める。 Oxtailを鍋に戻し(肉汁も)、その他の材料とよく混ぜあわせ、ワインと塩(小さじ1)とこしょう(挽きたての黒こしょうが良いです)をいれる。 ブーゲガルニ(ティーパックになっているものが便利)、トマトピュレ、ウスターソースとバルザミコ酢をいれ沸騰したら、蓋をして弱火で4時間煮込む。 時々かき混ぜる。


水分が多くまだ煮込みが足りないようだったら、蓋を取り更に煮込んでいく。


味を確認&調整して、温めたお皿ローズマリーのローストポテトを添え、パセリを飾りつけしてテーブルへ。 ローストポテトにはCamargueの塩がお勧めです。


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