Tuesday 8 June 2010

L'Anima サービスレベルをあげるべし!

仲良くさせて頂いている女性のお客さんのリクエストでL'Animaに行って来ました。  Liverpool Street から程近いCityのはずれのオフィスビルに2008年に突如として現れたこのレストランはオープニング早々シティの金融マン/ウーマンで話題に。 クレジットクランチなんのその〜L'Animaの人気は衰える事なく、特にランチは予約をしないと今でも入れません。 考えてみればCity内でまともなイタリアンが存在しなかったので人気を独り占めできたのでしょう。 

シェフのFrancesco Mazzei は8歳から親戚のジェラート屋の手伝いを始め、18歳の若さにして初めてフィッシュレストランをオープン。その後ローマやロンドンの一流ホテルのレストランで働きながら、早くも才能を認められエジンバラとミラノでレストランをオープン。 Alan Yau のもとAnda というイタリアンやHakkasan とYauatchaなどでも働いており、タイのロイヤルファミリー向けのレストランや、ロンドンに戻りFranco'sやSt Alban を経てL'Anima をオープンさせました。

料理について書く前に、一言ここのサービスの悪さに文句いいたい。電話で予約をしたのに、予約の確認メールを何故か関係のない同僚に送りつける辺り全くプロフェッショナリズムがなってない。 たまたまメールを受けた同僚は時々一緒に仕事をしているので転送してくれましたが、同じ会社だからといって全く関係のない人に送りつけるなんて混乱を招くだけ。 その辺りから私の印象はかなり下降ぎみ。 そしてお店に着くとまず受け付けの人がデブでブスなのにびっくり。 なーんて言ったら失礼なのかも知れないけど、シティ内でポッシュなレストランだったらもうちょっと綺麗な人雇ったらいいのに。 席を案内させメニューを置いて行かれたが、一向にオーダーを取りにこない。 まだ全席の30%も埋まっていないのに。 オーダーを取る人、サーブする人、ソムリエ・・・と役が別れているのは理解できるけど、暇そうに突っ立って同僚と話している位だったら明らかにオーダーをお願いと言っている席にオーダーくらい取りにこいよとムッとしてしまいました。 出す料理の内容は別としてイギリスのサービスにはお金を払う客として本当に嫌気がさしてきます。 安いレストランで混雑していてサービスが雑なのと、高いレストランで気の利かない勘違いサービスだったら比べることもなく後者がムカつく。 12.5%のサービス料返せ!と言いたい。 


怒ってる時間が損なので料理に目を向けましょう・・・ ランチにはお得なセットメニュもあるのですがやはりアラカルトが断然魅力的。 前菜とパスタだったらセットメニューとそれ程変わらない値段になるわけだし今回は大好きなホタテを前菜に、パスタは子牛のラグーソースをアラカルトメニュから注文。





Scallops & ‘Stoccafisso' with Peppers & Anchovy   


ホタテ貝柱の大きさに感動! ロンドンで食べたホタテで最も大きくて、ぷりぷりしており甘い。 Stoccafissoとはタラのすり身のこと。 アンチョビのきつい塩味とホタテとタラの柔らかい味がとてもマッチしています。 ミントの葉と赤パプリカでイタリア色を表現しているあたり好感が湧きます。

Stracci with veal & pistachio ragout



子牛とピスタチオのラグーは美味しいけれど、特別って訳でもない。 ローズマリーの味が少し強く、このくらいだったら自分でも作れるのではと思ってしまった一品。 実際はつくれないんだけどね。




ティラミスが一番残念。 確かにお腹一杯な時にはこのくらいの軽さとサイズが丁度よいのかも知れませんが、私はマスカルポーネたっぷりの濃厚なティラミス一口とマキアートで仕上げるのが好き。 

料理の質は確かに高いーけれどサービスと価格と総合的に判断したらかなりのdisappointment ー サービスや雰囲気も非常に大切なんです。  


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