Tuesday, 24 November 2009

21212 - 何を食べてるのだろう?

出張でエジンバラに行く機会があったので、新しいレストラン開拓を兼ね21212にランチに行ってきました。 クライアントと一緒だったので写真は取れなかったのですが、コメントを書かずにいられない。


レストランとホテルを兼ねるこのブティックホテルがエジンバラに出来たのは今年の5月。 エジンバラ市内からもほど近い静かなエリアに位置しています。 エジンバラ城などの絶景は楽しめませんが車も止めやすく便利なことは便利。 ミーティングが早めに終わってしまったので12時前にレストランに着いたけど、準備が出来てないということで車の中で待つこと20分。 12時になってやっと通してもらったレセプションはかなりこじんまりしていてソファーなど待ち合わせる場所もなし。 レセプションをはじめスタッフの対応はロンドンに比べ暖かくて好感がもてます。 コートを預けてダイニングに案内されましたが、意外と小さく客層を意識してか窓際の席は横並びのラブソファ。 最初ここに案内されたがクライアントと横に座ってランチを食べるのも変なので違う席にしてもらった。 インテリアなどはかなり凝っているようですが、いまひとつ洗練がたりないような。

メニューですが説明が多くて一皿なのか、数皿のチョイスがあるのか解読するのにやや時間がかかり、分かったことは前菜が2品、スープは1品、メインは2品、チーズが1品、デザートが2品~ つまり21212のチョイスになっており(レストランの名前)、ランチではその中から2コースで20 ポンドからという設定になっています。

今回は時間があまり無かったので前菜&メインの2コースで軽く済ませたのですがどちらも似ていて何を食べているのかいまひとつ最後までわからなかった。 一つ一つは上手に調理されているとおもうし、プレゼンテーションも頑張っているんだろうけど私はやっぱり何を食べているか分かるストレートさが好き。 前菜&メインともに泡で覆われているのでデコレーションが同じに見えてこれもまた前菜とメインが同じように思えてややつまらなかった。

もう一度クライアントを連れて行くかな? たぶん行かないな~。 時間があるのだったらむしろThe Kitchinのほうが美味しいなと思います。 エジンバラは結構食のスタンダードが高いので(おそらく素材がいいものがあるのと、フランスの影響?)他にも沢山美味しいレストランがあります。 また別の機会に。




Saturday, 14 November 2009

French Tapas - Le Cercle

東京から出張で来ている会社の先輩とLe Cercle にいって来ました。 11月に入って接待ランチ&ディナーが続いているので外食には疲れきっていたのですが、何故かフォアグラ&赤ワインが無性に恋しくなりTapas 的なFrench でワインリストもしっかりしていると言うLe Cercle に決定。会社がCity にあるので、Club Gascon, Gascon Cellar には接待や女友達の集まりなどで時々行っているのでLe Cercle も同じ流れでFrench をきちんと出してくれるお店だろうと期待して行きましたが、実際期待通りでした。

お店はSloane Square から徒歩3分くらいにあり、入り口が小さいので見逃してしまわないように。 受付で予約名を告げ階段を降りて行くと、地階から一階部分がワンフロアーとしてダイニングになっているのでとても天井が高く、落ち着いた照明と色合いがゆっくりできそうな雰囲気です。奥一面にはガラスで区切られているワインセラーが見渡せます。 

フレンチにしては珍しく、一皿のポーションが小さいのでタパス感覚で一人4皿くらい注文を勧められます。 今回私が頼んだのは:

Pumpkin Cream, Badiane Emulsion
Foie Gras Cercle
Grilled Monk Fish & Citrus Mushed Potatoes
Eared Black Figs, Soft Brulee and Passion Froth








スープとデザートはまあこんな物かな。。と感動するには至らなかったのですが、Monk Fish とFoie Gras はまさに私が今晩求めていた味! Monk Fishのあの食感と凝縮したソースが非常にバランスが取れていて、Foie Grasはオレンジ味のゼリーで薄く覆われておりFoie Grasの臭いを消してくれています。ワインは南フランスLanguedoc 地方の赤ワインをソムリエに勧められるがままに頼んでしまいましたが、辛口のしっかりしたボディーは私好みでした。

Tasting Menu も35ポンドととてもお得ですが、アラカルトで頼んでも一皿10ポンドしないので一緒に行った人と違うのを頼んでいろいろ試してみる方が楽しいと思います。 周りのお客さんをみると落ち着いた感じの40代くらいのカップルが多く、シェアしている人が多かったよう。 私たちの隣のテーブルはフランス人カップルで良く来ていると言っていました。

Le Cercle に似ているという訳ではありませんが、Fleet Street に今年出来たConran プロデュースのLutyens はビル&インテリアなどはさすがConran! 非常にお洒落で、テーブルクロスなどのリネンも上質、飾ってあるお花も豪華です。出来そうなビジネスマン(ロケーション的にジャーナリストかGS?)が良くランチをしているのを見かけます。 しかし料理内容&コストパフォーマンスはLe Cercle の方が私は上かな〜と個人的には思います。12月に別のConran 系のレストランBoundary に行く予定なのでそちらも後日報告します。




このお花はディナーのあと先輩の宿泊先のDorchester Hotelでシャンパン&お茶をしたときに横に飾ってあったもの。 このホテルの豪華さ(派手さ?)はロンドン一ですね。