タオルミーナに来て、マニュアルレンタカーをしなかったことが本当に正解だったと実感しました。 ホテルに行くには交通量もそれなりに多く、道路は狭く高低があるためマニュアル車で運転していたら何人殺していたか分かりません。 そして借りた車は廃車にしていたにちがいない。 私を知っている友人は私はどちらかというとスピード狂で前の車を煽るタイプとカン違いしていますが、私は運転が苦手。 日本とドイツの運転免許も持っているけれどそれは万が一の為でIDくらいにしか使っていません。 まっすぐ幅の広いアウトバーンか田舎道でノンビリ運転するくらいで丁度良い。
タオルミーナに着いた初日が土曜日だった為にまともなレストランはほぼ満席。 Osteria Nero D'avola が無理やりテーブルを用意してくれたけれど、それ以外街中で美味しそうなレストランを見つけるのは困難に思えた。もちろん大金をはたけばいいのだろうけれど、それじゃあ面白くない。 今晩も同じところに行くのはつまらないし、どうしようか・・・とさまよい歩いて疲れ切ってしまったのでホテルで軽く済ませることに。
ホテルにはカラフルなお花がたくさん |
ホテルに戻る途中魚を焼くいい匂いがして来たので立ち止まって見ると小さなTrattoriaが。 こぎれいで人もそこそこに入っているのでメニューを見てみるとどれも王道・・・・ それ程高くないのでまあ良いか〜 と期待ゼロで入ってみた。 ランチにパスタを食べため軽めにしようと思い、私はその日に採れた魚のグリルを、タマは子牛のグリルマルサラサインソースを注文していた。
街の外れにあるTrattoria da Nino |
ワインは? とやや愛想の悪いオヤジが勧めてきたけれど、今夜はワインは飲まない日 No thanks というと今まで以上にオヤジの愛想が悪くなった。 おじさんーそんなに素直にならなくてもいいじゃん と一瞬むっとしたけれど、運ばれてきた魚のグリルも子牛のグリルも期待をはるかに上まって、シンプルで美味しい。 ただただ旬の採りたての魚をグリルして、レモンと塩で食べるのが一番好きな食べ方。
シチリアのレモンは香りがよくって魚にあう |
タマはお肉を食べないと駄目なんです オージーですから。 |
ちょっと軽すぎたのでデザートにPeach Melba (!?バニラアイスクリームがついて来ると思ったら・・・)を頼んで見ると、これがまた新鮮でシンプル〜 はー幸せ。 と幸せそうな顔をしていたら、愛想の悪いオヤジが近寄ってきて、美味しいでしょ!と嬉しそうにウィンクしていった。 きっと不器用な人なのかも。。
小さいときから桃は大好物〜日本の白桃が恋しい。。。 |
お料理もお会計も軽かったので翌日もここでディナー 早めに行ったのでテラス席に案内してもらえました。 周りは全て予約されていたので、テラスは予約したお客さん向けのようです。 こちらのウェイターは愛想もルックスもなかなかよい若いお2人なのでこの日はワインボトル入れてしまいました。 サーディーンのマリネとアサリのパスタ〜 どちらもオーソドックスだからこそ難しい料理ですが、箸、いやフォークが進みます。
高級リゾート地タオルミーナで美味しく、そして気軽に食べるにはお勧め!
こちらも宜しくお願いします。
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